2016年9月9日金曜日

これが早中OJT(On the Job Training)だ!

来週、9月16日(金)は、早輝祭。体育会とともに、早島中のビッグイベントです。1、2年は、合唱に、3年生は劇に取り組みます。展示発表もあります。

今日、2年生の教室をのぞいてみると、おやっ? 3年生がいる!
お互いに歌を歌って、聴き合っている。

何と、同じOJTチームの先生同士が相談して、お互いの学校行事への取り組み方について、意見を交換するだけではなく、実際に、自分のクラスの生徒同士を触れ合わせ、お互いの歌を聴き、意見交換をさせているのです。






お互いのクラスの指揮者は、励ましメッセージや気づいたことなどを語り合う。





3年生の先生は、2年生に感想や気づいたことなどを語り、2年生の先生は、3年生に語る。

ふだんは、担任の先生は、他の担任の先生が、生徒たちにどんな話をしているか、聴くことができません。こうした取り組みをすれば、学び合い、高め合うことができます。





本校は、2学期は、3つのOJTチームをつくって、早輝祭(文化祭)や授業づくりに取り組んでいます。
 
 生徒の心に火を付けるには、どうすればよいか。
 学校行事で、子どもに何を、どう育てるか。
  
ミドルリーダーと若手が、語り合い、ともに育ち合っている、とても素敵な学校の風景でした。


今日は、他にも音楽の時間の1年生の合唱のがんばりの様子も聞こえてきました。

「みんなはメロディーにつられて、ハモリの部分が歌えていないから、みんなでメロディーを歌おうか。」という先生の提案に対し、生徒は「妥協したくないんです。」と言い出した。

先生のアドバイスを聴いて、必死になって歌おうとする生徒たち
教師の身振り手振りを見て、一生懸命に音程をつかもうとしている生徒たち・・・
  みんな真剣に歌っている。
  誰一人、手を抜いてはない。
心から一生懸命に歌っている生徒たちの様子に、音楽を担当している先生は、泣きそうになったということです。

 ドラマがある。感動がある。だから教師はやめられない!