10月25日(水)、「わかりやすく楽しい授業づくり」を目指し、研修会を開催しました。
1年の原先生と2年の尾上先生が授業を公開し、他の教員は「生徒が自分の考えを広げたり、深めたりすることができたか」に着目し、授業を参観し、その後協議しました。
二人の授業に共通したことは、教員が新たな知識を生徒に伝えるといったいわゆる教師主導型の授業ではなく、生徒自身が資料等を基に、自らの考えを持ち、その考えを発表しあい、他の生徒の意見から自分の考えを広げ深めていくスタイルの授業、最近よく耳にする「アクティブラーニング」と呼ばれる授業にチャレンジしたことです。最初の5分程度で授業の「めあて」を確認すると、後は生徒が役割を確認し、生徒主体の活動に入っていきます。50分間の内、約30~40分間は生徒が主体的に活動を行い、教員は必要に応じてヒントとなる資料をタイミングを見計らいながら提示するなどの机間指導が中心です。毎回、こういった授業が展開できているわけではありませんが、こういった授業に挑戦する姿が徐々にではありますが増えてきているように感じています。こういった授業での生徒の様子に目を向けてみると、本当に生き生きと活動する姿が見られます。「わかりやすく楽しい授業づくり」を目指して今後も努力していきたいと思います。