こんにちは給食室です。
今日の主菜は「さわらの木の芽焼き」です。木の芽はさんしょうという木の若芽のことです。
みなさんはご家庭で、木の芽を使った献立が登場しますか?
今、なかなかお店で木の芽を買って、味噌を作って、今日のように魚にかけて焼いてみたり、たけのこの木の芽和えを作っているご家庭も少ないのではないかと思います。
私は子どものころ、家の庭にはさんしょうの木があって、よく葉っぱをちぎってきてと言われ、行くとグロテスクな幼虫がいたりして・・・そのうえ、木の芽和えもあまり好きではなかったという思い出がありますが、今では年に1回しか登場しない「さわらの木の芽焼き」は大好きな献立の一つで、本当においしいなぁと思って食べています。
みなさんも、あまり好きではない献立があると思いますが、まったく食べずに友達にあげてしまったり、残してしまわず、とりあえずどんなものか食べてほしいなと思います。
小学校の時は食べられなかったものも、中学生になって食べてみると、案外おいしいかもしれませんし、それに一番は、どんなものか味を知っておいて欲しいと思っているからです。
私は、さわらの木の芽焼きを作るたびに、子どもの頃、木の芽をちぎったことや、父が好きだった木の芽和えがよく食卓に並んだことを思い出します。
みなさんも中学校の給食で、いろいろな思い出が作れるといいなと思います。
4月24日(月)の献立
麦ごはん、牛乳、さわらの木の芽焼き、アスパラのごま和え、豆腐のかきたま汁