2017年3月31日金曜日

ラスト・メッセージ(離任のあいさつとお礼)

早島中学校の生徒のみなさん、学校を支えてくださっている皆様へのお礼


 3月31日(金)をもって早島中学校を去ることになりました。とても寂しい気持ちです。でも、今の気持ちを一言でいうなら、「この早島中学校に赴任できて、本当に良かった!!」です。

 すばらしい生徒たちに出会えました。たくさんの感動をもらいました。とくに先日の卒業式でもらったたくさんの手紙やメッセージは心温まるもので、今までがんばってきたことが報われた気持ちになりました。


 子どもたちに最高の教育環境を!人生の指標となる言葉を伝える語りを!そんな思いで2年間を過ごしました。
 校長講話は、校長が行う大切な授業だと思っています。生徒たちに、思いを込めて語りました。教師は、生徒を感動させてなんぼです。その姿勢は、3年後の退職の日まで貫き通したいと思います。

 早島中学校の先生たちもすばらしかった。魅力あふれる指導、そして愛すべき人柄。
 私は、『人材育成』を一番に取り組んできたつもりでしたが、とくにOJTなどの取組は、忘れられないものとなりました。
 この先生たちといっしょに仕事ができたことは、私の教員人生のまさに”宝”です。たくさんのことを学ぶとともに、感心させられることがたくさんありました。

 幼稚園や小学校の先生たちとの交流も忘れられません。またいつか、どこかでお会いしたいと思います。

 PTAや地域の人たちは、苦しいとき、困っているときに、温かく支えていただきました。まさに人は周囲の人たちによって生かされている。人と人とのつながりこそ大切だ!ということを、改めて実感させられました。
 早島中学校は、多くの人から愛されている。子どもたちは大切に育てられていることも強く感じました。

 先日、私の後任となる校長先生と、長い時間をかけて早島中の教育について熱く語り合いました。確かなバトンタッチができたように思います。
 4月1日から、新たなるスタート!新しい船出を心からお祝いし、これからも早島中学校に熱いエールを送り続けたいと思います。

 生徒のみなさん、私を、そして学校を支えてくださった多くの皆様、2年間本当にありがとうございました。
 最後に言いたい。 早島は、私の第二のふるさとです!」

                         第二十代 早島中学校長 藤原直之