午前中に終業式を終わらせる学校が多い中、本校は、授業時間数確保のため、今日も6時間授業、生徒たちは本当によくがんばってくれています。
終業式では、夏休みにさまざまな体験をすることの大切さについて話をしましたが、現在、岡山シティミュージアムで催されている特別展『生命大躍進』についても紹介をしました。
ここからは、少し「進化」の話になりますが・・・。
今から5億年ほど前、大陸の移動が始まり、それに伴って巨大山脈が誕生し、そのために気象の変化が起こり、多量の雨が降って大河が出現しました。これは、まさに生命進化の舞台がととのっていったということでもあります。
海の中にいた最古の魚は、天敵から逃れるために河へと向かい、進化を繰り返します。腎臓をつくって体内の塩分濃度を調節し、背骨をつくって、海のミネラルを体内に取り込みます。魚類は、肺で呼吸する仕組みを整え、ひれには骨をつくります。
そして、3億6千万年前、最古の両生類であるイクチオステガが、初めて陸に向かい、脊椎動物の陸上での進化が始まります。
あとは特別展でいろいろと見て、感じてほしいと思います。
主幹教諭の先生が、常に進化をしたいという意志は、みなさんの遺伝子の中にもあるのです!と付け加えてくださいました。まさにその通りだと思います。ぜひ特別展に行ってみてください。