今日、2年生の教室をのぞいてみると、おやっ? 3年生がいる!
お互いに歌を歌って、聴き合っている。
何と、同じOJTチームの先生同士が相談して、お互いの学校行事への取り組み方について、意見を交換するだけではなく、実際に、自分のクラスの生徒同士を触れ合わせ、お互いの歌を聴き、意見交換をさせているのです。
お互いのクラスの指揮者は、励ましメッセージや気づいたことなどを語り合う。
3年生の先生は、2年生に感想や気づいたことなどを語り、2年生の先生は、3年生に語る。
ふだんは、担任の先生は、他の担任の先生が、生徒たちにどんな話をしているか、聴くことができません。こうした取り組みをすれば、学び合い、高め合うことができます。
生徒の心に火を付けるには、どうすればよいか。
学校行事で、子どもに何を、どう育てるか。
ミドルリーダーと若手が、語り合い、ともに育ち合っている、とても素敵な学校の風景でした。
♪ 今日は、他にも音楽の時間の1年生の合唱のがんばりの様子も聞こえてきました。
「みんなはメロディーにつられて、ハモリの部分が歌えていないから、みんなでメロディーを歌おうか。」という先生の提案に対し、生徒は「妥協したくないんです。」と言い出した。
先生のアドバイスを聴いて、必死になって歌おうとする生徒たち
教師の身振り手振りを見て、一生懸命に音程をつかもうとしている生徒たち・・・
みんな真剣に歌っている。
誰一人、手を抜いてはない。
心から一生懸命に歌っている生徒たちの様子に、音楽を担当している先生は、泣きそうになったということです。
ドラマがある。感動がある。だから教師はやめられない!