「本物の文化芸術や音楽に触れさせ、豊かな人生を歩ませたい!」という思いから、28年度は、劇団『芸優座』に来ていただくことにしました。本番は、10月14日(金)なのですが、9月7日(水)に全校生徒を対象に、ワークショップが開かれました。
題名は、『アンクルトムの小屋の灯に ~ストウ夫人の半世紀~ 』 アメリカの南北戦争を描いた作品です。当時の時代背景や奴隷制度のことなどを、わかりやすくプレゼンテーションしていただきました。
作品をつくられた村田さん(制作部)の、わかりやすく、なめらかな口調に思わず引き込まれました。俳優部からも3人がお見えになり、声の出し方を実演してみせてくれました。
村田さんによると、演劇は想像力が大切だということです!
お腹のところに風船があると思って声を出してみよう。
10階建てのビルの上にいる友だちを呼んでみよう。
こんなイメージをつくって、生徒全員が楽しく、大きな声を出す練習ができました。
「アメンボ あかいな あいうえお うきもに こえびも およいでる ・・・ 」
(「アイウエオの歌」 北原白秋)
「観客であるみなさんの思いは、目には見えないけれども、空気感となってキャストにダイレクトに伝わる。観客とキャストが一体となって創り上げる。それが生の舞台なのです。」
「出会った舞台がみなさんの心の支えになることもあれば、人生を豊かにしてくれることもある。」
大切な言葉をたくさんいただきました。
本番で劇に参加する3年生8名は放課後も熱心に練習していました。本番が楽しみです。