こんにちは給食室です。
今日の鰆の木の芽焼きは、白味噌に木の芽を刻んで混ぜ込んだ味噌をかけて焼いたものです。
木の芽とはさんしょうという木の葉っぱのことですが、独特の香りはサンショールという成分です。
昔から日本では春の季節料理に使われたりしていますが、みなさんのご家庭ではどうでしょうか。
毎年、この鰆の木の芽焼きを給食でするたびに、私が子供の頃、庭にこのさんしょうの木があり、そこから木の芽をちぎって、たけのこの木の芽和えを父親が作っていたのを思い出します。
私も家では木の芽を料理に使うことがなく、この年に1回の給食での鰆の木の芽焼きを食べるだけとなってしまいました。
季節のものを使った、昔から伝わる料理がどんどん減っていく中、やはり給食で、日本人として忘れてはいけない食材や料理を、これからも伝えていかなければいけないなと思っています。
4月15日(水)の献立
麦ごはん、牛乳、鰆の木の芽焼き、アスパラのごまあえ、豆腐のかきたま汁