今日は、瀬戸内海では5月から6月が旬とされている「鰆」を、岡山県産の新茶を衣に混ぜて揚げた「鰆の新茶揚げ」です。
鰆は、俳句でも春の季語で、これは晩春から初夏にかけて産卵のため瀬戸内海に押し寄せてきて、たくさん獲れる時期になるからだそうですが、関東などでは白身の味を楽しむほうが主体なのだそうで、「寒鰆」と言われる産卵期前の脂がのった12月~2月の真冬が旬とされているそうです。
また、スナップエンドウも今が旬です。スィートエンドウ、スナックエンドウ、呼び名はいろいろありますが、これはグリーンピースの改良品種で、豆が成長して大きくなってもサヤが硬くならず、サヤごと食べられ、甘みがあるエンドウです。正式にはスナップエンドウとされています。
今の時期しか、生のものは食べられないものです。
残さずいただきましょう。
5月11日(水)の献立
麦ごはん、牛乳、鰆の新茶揚げ、スナップエンドウのごま和え、じゃがいもの味噌汁